本のソムリエの「一日一冊:今日の名言」

本のソムリエが、名言クイズの答えを解説。

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1995年あら2005年で3.4%増加した日本の子宮頸がんの死亡率は、2005年から2015年には5.9%増加

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「今日の名言クイズ」の答えは・・・

・2017年7月14日、WHOの諮問委員会GACVSは、
 子宮頸がんワクチンに関する新たな声明を出し、
 日本の現状への懸念を示した・・
 声明は「ワクチンを適切に導入した国では
 若い女性の前がん病変が約50%減少したのとは
 対照的に」・・「1995年あら2005年で3.4%
 増加した日本の子宮頸がんの死亡率は、
 2005年から2015年には5.9%増加・・と
 具体的な数字を挙げた(p255)


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■日本の子宮頸がんによる死者は
 年2700人です。
 さらに毎年1万人が、子宮頸がんにより
 子宮の摘出手術を受けている。

 

 先進国では、子宮頸がんの検診と
 ワクチンの導入で
 子宮頸がんによる死亡率は
 低下しているます。

 

 その中でワクチン接種を停止した
 日本の子宮頸がんの死亡率は
 増加を続けているのです。

 

■ワクチンを接種した人と接種しない人を
 比較したデータでは、
 副作用は見出されませんでした。

 

 それなのに、ワクチンによる
 副作用を主張する人がいるために
 ワクチンの予防接種が停止されているのが
 現状なのです。

 

 原子力発電所の事故が起きたら
 すべての原子力を止めてしまうのと同じで
 日本らしい事象だと思いました。

 


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