「今日の名言」は・・・
・東芝の経営者は利益を増やすことを
目的として原発事業に投資し、
投資家の信頼をつなぎ止めるために
利益の増大を至上命令としていました。
結果として、利益が絶対だとする
「思い込み」が招いた結末は
惨憺たるものでした(p3)
「会計は一粒のチョコレートの中に」林 總、総合法令出版
【私の評価】★★★☆☆(79点)
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■まだ決算ができていない東芝ですが、
パソコン事業、半導体事業で
利益の水増しをしていたことが
わかっています。
パソコンについては、
製造委託先にパソコンを
売ったことにして
架空利益を計上。
半導体では在庫の資産価値を
水増しして利益を
増やしています。
■つまり、東芝の経営陣は、
会計上の利益を出すために
粉飾決算を行いつつ、
不確実な巨額投資を行った。
その結果、粉飾と投資失敗が表面化し、
最も期待できる半導体部門を
売り払うことになってしまったのです。
本来、経営者は厳しい状況だからこそ
事実と向き合い、危機感を従業員と共有して
危機に対応してほしかった。
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