「今日の名言クイズ」の答えは・・・
・冨永司令官は、儀式が好きだった。
特攻隊がフィリピンに到着したことを知り、
隊長に会いたいと言い出した・・
制空権のない遠路を呼び寄せるのは危険だと、
参謀達は止めたが、聞き入れなかった(p65)
「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」
鴻上 尚史、講談社
【私の評価】★★★★☆(85点)
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■1944年(昭和19年)11月4日、
特攻隊の岩本隊長は、司令部から
マニラに来るように命令を受けました。
冨永司令官が、陸軍最初の
特攻隊員と宴会をしたいと
言い出したのです。
制空権のないところでの移動が
危険なことは、参謀からの助言で
分かったうえでのことでした。
■定期的にアメリカ軍の空襲がある中、
岩本隊長以下5人を乗せた飛行機は
宴会のために飛び立ちました。
しかし、岩本隊長の飛行機は、
グラマン戦闘機の攻撃を受け
4名死亡、1名重症。
宴会のために、
特攻隊隊長と将校の操縦者を
一気に失ったのです。
■福島原子力事故のときも
周囲の人が反対するのに
総理大臣が現場に行きました。
その時、現場は、高圧になった原子炉を
大気解放(ベント)するために
必死に作業しているところでした。
総理大臣の視察で、
ベントの作業がどの程度、
遅れたのかはわかりません。
ただ、その直後、
福島原子力1号機から漏洩した水素が
爆発したのです。
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