「今日の名言クイズ」の答えは・・
・日本ではチャーチルの人気が高いが、第一次大戦も第二次大戦もチャーチルの野心のゲーム感覚ゆえに起きたという見方があることを日本人は知っておくべきです・・・第一次大戦の経緯から言えば、そもそも海軍大臣時代のチャーチルがドイツを”挑発”した・・・第二次大戦も同じで、ヒトラーを稀代の悪魔に仕立てると、ヒトラーからの和平提案はすべて断り、ヒトラーと戦う英雄として自分を演出しました。そして第二次世界大戦が終わると、今度は「鉄のカーテン」という言葉をつくり、「次の敵はスターリンだ」と旗を振った(日下)(p183)
「大東亜戦争「失敗の本質」」日下 公人、上島 嘉郎、PHP研究所
【私の評価】★★★★☆(80点)
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■イギリスのチャーチルは、
ヒトラーから世界を救った男として
有名です。
別の見方では、チャーチルは、
常に外に敵を作っていた
というのも事実なのでしょう。
第一次大戦はドイツ連合軍が敵、
第二次大戦もヒトラーが敵、
大戦後はソ連が敵。
■チャーチルが偉大だったのは、
そうした敵との宣伝戦において
すべて勝ってきたということです。
常にチャーチルは
「正義の戦い」の側にいて
相手は悪なのです。
チャーチルは戦争に勝って、
正義の宣伝戦にも勝った。
日本は完敗だったのです。
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大東亜戦争「失敗の本質」
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