「今日の名言クイズ」の答えは・・
・戦さがいやなら、戦さを研究しなければならない。伝染病がいやなら、伝染病の予防を研究しなければいけない。それを、いまは戦争というものを研究しようとしてないんです・・・ヨーロッパの連中は、昔からそうで、文官が戦争を研究していますね・・・それが解れば、わけの解らん平和論や、国防不要論は出てこないと思います(松村)(p281)
「なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議」
半藤一利、文藝春秋
【私の評価】★★★★★(90点)
[楽天ブックスで購入する]
■安保法制反対、改憲反対、自衛隊違憲・・
世の中には、軍備などは不要、
大学は戦争の研究をしてはいけないと
考える人がいます。
つまり、戦争の準備、対策を行うことは
相手を刺激し、良い結果を招かない
という考え方です。
これが正しいとすれば、
病気が怖いので病気を研究しない。
病気がさらに強くなってしまうので、
抗生物質の研究はしないとなってしまう。
■普通の国防論としては、
戦力のバランスを維持するという
ものでしょう。
つまり、相手が戦争したほうが
勝てると思わない程度に
防衛を準備しておくということです。
戦争するよりも交渉したほうが
良い結果を得られると
相互に考えるような環境整備が
大切なのです。
↓↓この名言に「なるほどね!」と思ったら
クリックをお願いします
いつも応援ありがとうございます
なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議 (文春新書)
posted with Amazonアソシエイト at 19.05.07
文藝春秋
売り上げランキング: 1,256