「今日の名言クイズ」の答えは・・
・CO2がいまの10倍濃かったころ、地球を氷河期が何度も見舞っている・・・おびただしいデータをもとに考えると、気候を変える要因はCO2のほかにいくらでもある(p52)
「「地球温暖化」の不都合な真実」マーク・モラノ、日本評論社
【私の評価】★★★★☆(83点)
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■科学者、技術者の視点から見ると、
二酸化炭素排出を減らして地球温暖化を
防止しようという議論は
不正確で不誠実に感じます。
そもそもCO2の濃度が地球温暖化に
どの程度の影響力を持つのか
よくわかっていないのです。
よくわかっていないのに、
二酸化炭素の排出削減を政策として
推し進めて、実は効果がないと
わかったらどうするのかということです。
■国連IPCCではシミュレーションにより、
CO2の排出量を減らすことで
地球温暖化を遅らせることができると
断言(推定)しています。
大学でシミュレーションを
やっていた自分からすれば
シミュレーションはモデルを作り、
現実に合うように調整しているだけなので、
設定でどうとでもなる程度のものです。
特に現在は地球温暖化が
停滞していると言われていますので、
今後10年くらいはデータ収集・分析に
力を入れるべきで、できるだけ判断を
遅らせることが大事だと思います。
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「地球温暖化」の不都合な真実
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マーク・モラノ
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