本のソムリエの「一日一冊:今日の名言」

本のソムリエが、名言クイズの答えを解説。

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中国の歴史をアメリカのきわめて暴力的な現代史と並べてみると、非常に危険な取り合わせ

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「今日の名言」は・・・

・歴史を振り返って分かることは、
 中国共産党が政権獲得以来60年以上にわたって
 武力侵略と暴力行為を
 繰り返してきたということである。
 この中国の歴史をアメリカ自身の
 きわめて暴力的な現代史と並べてみると、
 これが非常に危険な取り合わせで
 あることが分かる(p40)


米中もし戦わば」ピーター ナヴァロ、文藝春秋
【私の評価】★★★★★(90点)

 

■日本の軍国化を激しく批判する
 中国ですが、中国自身の軍事行動は
 どうなっているのでしょうか。

 

 1949年 中華人民共和国建国
 1950年 チベット及び新疆ウイグル自治区侵攻
 1950年 朝鮮戦争参戦
 1962年 インド・カシミール地方侵攻
 1974年 南ベトナムの西沙諸島攻撃・占領
 1979年 ベトナムへの侵攻
 1988年 ベトナムの南沙諸島侵攻・実効支配
 1994年 フィリピンからミスチーフ礁を奪取
 1995年 台湾民主的総選挙時、ミサイル発射威嚇
 2010年 尖閣諸島について反日暴動
 2014年 南沙諸島での人工島建設

 

 中国はチャンスがあれば、
 すかさず侵攻しているという
 印象があります。

 

■アメリカにしても軍事力を
 継続的に行使しています。

 

 1950年 朝鮮戦争
 1961年 ベトナム戦争
 1970年 カンボジア・ラオス侵攻
 1989年 パナマ侵攻
 1991年 湾岸戦争
 2001年 アフガニスタン戦争
 2003年 イラク戦争

 

 アメリカの軍需産業は
 10年に一度は大きな戦争を
 必要としているという説もあります。

 

 アメリカと中国は
 どうなっていくのでしょうか。


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