本のソムリエの「一日一冊:今日の名言」

本のソムリエが、名言クイズの答えを解説。

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徹底した利益至上主義には 慄然とせざるをえない

生涯投資家

 

「今日の名言クイズ」の答えは・・

・裁判の一審では、裁判官から「『ファンドなのだから、安ければ買うし、高ければ売るのは当たり前』と言うが、このような徹底した利益至上主義には慄然とせざるをえない」と、すべてのファンドの運営を否定するような言及までなされた(p130)


生涯投資家」村上 世彰、文藝春秋
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■村上氏はニッポン放送の株式を買い占め
 フジテレビ、産経新聞という
 フジサンケイグループを敵に回し、
 インサイダー取引で有罪となりました。

 

 インサイダー取引の罪状は、
  ホリエモンが「フジテレビの株がほしい」と
 言った後にニッポン放送の株式を買ったというもの。
 これからフジテレビを買い占めると言ったのではなく、
 買いたいと言っただけなのです。

 

 これだと、他社との打ち合わせで
 「あの会社の株を買いたいんだけどな~」
 という発言を聞いたら、その株を買うことは
 インサイダー取引になるということになります。
 これが事実なら恣意的な判決と考えられます。

 

■投資の基本は、安く買って
 成長して高くなったら売る、
 ということでしょう。

 

 もちろん投資ですから
 投資したものが価値が0(ゼロ)に
 なってしまうリスクがあります。

 

 ですから、リスクを考えて
 短期で売ってしまう場合もあれば、
 長期持ち続ける場合もある。

 

 こうしたリスクは投資家が
 負っていること、
 「買いたい」と「買う」は違うことを
 裁判官は理解できなかったのでしょう。
 残念なことだと思います。

 


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生涯投資家
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