「今日の名言クイズ」の答えは・・
JAL本社で仕事をするようになってから・・「現在の経営実績はどうなっているか」と幹部に尋ねても、なかなか数字が上がってこない。やっと出てきたかと思うと、数ヶ月前のデータで、しかも、極めてマクロなものばかり。さらに、誰がどの収益に責任を持っているのか、責任体制も明確ではない(p198)
「新版 敬天愛人 ゼロからの挑戦」稲盛 和夫、PHP研究所
【私の評価】★★★★☆(85点)
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■経営の甘い会社の特徴は、
どんぶり勘定であることです。
”どんぶり”ですから、どの部門が
どれだけの売り上げがあり、
どれだけの資源を使って、
どれだけ利益を出しているのか
わからない。
これでは経営者は現状を把握できず、
どのような手を打てばよいのか
判断できないでしょう。
■経営破たんしたJALにおいても
どんぶり勘定であったようです。
そのため稲盛氏は事業を路線別に分割し、
路線別に経営責任者を置きました。
また、社内取引を行うことで、
毎日の路線、便別の収支が
分かるシステムを導入しました。
■つまり、経営責任者が、社内取引により
機体をレンタルし、機体整備費を支払い、
乗員を手配するのです。
そして価格設定から、販売促進まで
すべてについて経営責任を持つ
という体制になっています。
路線別の経営責任者は
日別のデータに基づいて稲森さんに
現状と課題への対応を説明する。
これが稲盛式なのです。
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