「今日の名言クイズ」の答えは・・
・私は取り調べは自分が選んだ部下に任せました・・調べ室は警部補と巡査部長の「戦場」なのです・・「部下が頑張って、それでもダメならやめよう。諦めよう」といのが私のやり方でした。だから私の上に立つ管理官は、捜査の細かい推移に一喜一憂するべきではないし、そこは現場指揮官である係長以下に任せて、自分は大局的な状況把握に専念してほしい、というのが私の思いだったのです(p267)
「警視庁捜査二課」萩生田 勝、講談社
【私の評価】★★★★☆(85点)
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■管理官といえば『踊る大捜査線』で
柳葉敏郎が演じていて偉い人という
イメージがあります。
実際の管理官は階級で言えば警視、
キャリア組であれば20代で到達
できるくらいの階級だという。
つまり、若いキャリア組は
管理官という大局的な判断をする
立場で現場を学ぶのです。
■実際の捜査を行うのは係長、警部補、
巡査部長といった現場叩き上げであり、
実務を行なうのはノンキャリなのです。
現場はノンキャリが押さえ、
トップになる可能性のあるキャリアは
その仕事がやりやすいように
組織を支えていく。
日本の一般企業の組織と近い考え方だと
思いました。官僚的といえばそうでもあり、
組織とはそういうものだと思います。
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