「今日の名言クイズ」の答えは・・
・1740年に創立された英国王立ロンドン病院の手術室は最上階にあり、大きな鐘がぶら下がっていました。最上階にある理由は・・・泣きわめく患者の声が外にもれないようにするためでした。また鐘は「オペレーション・ベル」(手術の鐘)と言われ、手術の開始を病院中に知らせ、痛みに耐えかねて暴れる患者を抑えつける人手を集めるためでした。150年前まで、手術はすべて麻酔なしだったのです(p140)
「ペニシリンはクシャミが生んだ大発見― 医学おもしろ物語25話」
百島 祐貴、平凡社
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■驚くべきは、麻酔が発見されたのが、
150年前ということでしょう。
エーテルを使用した手術が行われたのが
1840年代なのです。
昨年が明治維新150年ですから、
当時は麻酔なしで
手術していたのです。
麻酔なしでは、
患者が苦しみはすごいものだったと
想像できます。
■話は飛びますが、
テレビ番組「JIN -仁-」では
幕末にタイムスリップした医師が
ペニシリンを作ろうとしていました。
実際のペニシリンの実用化は1940年代
ですので、タイムスリップという
設定だからできること。
当時は梅毒や結核で若くして
簡単に人が死んでいました。
抗生物質があれば助かった命が
いかに多かったのかということを
教えてくれるドラマでした。
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