「今日の名言クイズ」の答えは・・
・スミスの『国富論』の冒頭の文章・・「富」とは、「貴金属」のことではなく、人間の労働が生み出した「消費財」のことだという思想(p87)
「ものがたりで学ぶ経済学入門」根井 雅弘、中央経済社
【私の評価】★★★☆☆(75点)
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■昔は、貴金属こそが「富」である
という考え方があったらしい。
したがって、紙幣は「富」である
貴金属と交換可能であり、
兌換紙幣と呼ばれたのです。
兌換紙幣だとすれば
貴金属の量は限られており
貨幣の流通量が限定されてしまう。
■貨幣の流通量が限定されることの
メリットは貨幣の発行しすぎによる
ハイパーインフレになりにくいこと。
デメリットは貨幣の流通量を
調整しにくいために、
不況になったら不況が続くこと。
不換紙幣が使われている現代では
人が貨幣の発行量を正しく
コントロールできるのかどうかに、
その国の経済と未来が
かかっているのでしょう。
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