「今日の名言クイズ」の答えは・・
・ある会社の全事業が犯罪的手段で乗っ取られるということはロシアではよくある現象で、それはロシア語でレーイダルストヴァ(襲撃)と呼ばれている(1巻p191)
「米露開戦1~4」トム クランシー、 マーク グリーニー、新潮社
【私の評価】★★★★☆(86点)
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■ロシアでのビジネスにおいては、
海外からの投資事業が軌道に乗ると
難癖をつけられて
ロシア企業に乗っ取られるという。
例えば、サハリンでシェル、
三井物産、三菱商事が
サハリン2という天然ガス、
石油開発を行っていました。
サハリン2は結局、環境問題により
事業継続が難しくなり、
最終的にロシアのガス企業ガスプロムが
株式の半分を取得してしまったのです。
■投資事業というのは
事業がうまくいくのか分からない段階で
出資を決めるから、出資比率で
利益を分配するわけです。
それを事業がうまくいくことが
見えてから半分持っていくのは
強盗のようなものでしょう。
短期的にはロシアは利益を得る
ことになりますが、
こうしたことが普通に起こるので
だれもロシアに投資しないのです。
■こうした事業乗っ取りも、
クリミア併合も
予想を裏切らないのが
ロシアらしいと言えるのでしょう。
日本人には恥ずかしくて
こんなことはできません。
だから日本人は何度も騙されるのです。
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