交通事故で4600人がなくなります

「今日の名言」は・・・

・タバコが原因のがんや心臓病で
　亡くなる人は13万人、
　自殺者が3万人、大気汚染でも3万～5万人、
　交通事故で4600人がなくなります・・
　では、放射線はどうでしょうか（ｐ92）

「放射線医が語る福島で起こっている本当のこと」
中川 恵一、ベストセラーズ
【私の評価】★★★☆☆（77点）
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■毎年5000人もの人が
　交通事故で亡くなっている事実には
　恐ろしいものがあります。

　たとえば、北朝鮮のロケットで
　毎年5000人の人が亡くなっているとしたら
　私たちは普通の生活ができるでしょうか。

　恐怖で生活が大混乱する
　可能性もあるでしょう。

　北朝鮮を武力で攻撃してまでも
　毎年5000人の殺戮を
　止めさせようとするでしょう。

　ところが自動車やバイクの
　交通事故については
　私たちは放置しているのです。

■放射能に目を向ければ、
　放射能で死亡した人は
　ほとんどいません。

　東海村JCO臨界事故で
　2名が亡くなっている
　事例がある程度です。

　もちろん今回の福島原子力事故は
　さらに深刻な事故になる可能性も
　ありました。

　そうした点を配慮しても、
　毎年5000人が死亡している自働車バイクは
　そのまま放置して、
　原子力発電は廃止するという判断は
　合理的なものなのか。

　著者の言いたいことは、
　そういうことなのだと思います。

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