「今日の名言クイズ」の答えは・・
・目的のない旅人は放浪者である・・内村鑑三は「ボーイズ・ビー・アンビシャス」という言葉にちなんだ講演を昭和3年1月北海道大学で行った・・キリスト教を純日本人のものとし、これをもって日本を救い、かつ世界における日本国の使命を果たしめんとするアンビションであった(大木英夫)(p114)
「明治の光 内村鑑三」新保 祐司、藤原書店
【私の評価】★★★☆☆(71点)
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■内村鑑三は、無教会主義、
武士的キリスト教という
言葉を残しています。
つまりキリスト教をそのまま
日本に導入するのではなく
日本人として聖書を研究し、
それを理解し、導入しようとした。
それが結果的に、
教会の権威を否定したり、
同僚と衝突することになっても
気にしなかった。
■内村鑑三はキリスト教研究者として
キリスト教が西欧の文化的侵略の
手段であったことを分かっていたでしょうし、
キリスト教の本質的な良さも分かっていた。
そのためキリスト教の良い部分は
日本に導入しようとしたし、
おかしいと考える部分は
否定しようとした。
そうしたところは、
既存勢力とは対立することになって
しまうのですが、
内村鑑三にブレることは
なかったようです。
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