本のソムリエの「一日一冊:今日の名言」

本のソムリエが、名言クイズの答えを解説。

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当時(1980年前半)のモザンビークの乳幼児死亡率は26%だった

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、 データを基に世界を正しく見る習慣

「今日の名言クイズ」の答えは・・

・当時(1980年前半)のモザンビークの乳幼児死亡率は26%だった・・年間3900人の子供が命を落としている計算になる・・病院で亡くなった子供は52人。亡くなった子供のうち、わたしが診断できたのはたった1.3%しかない・・・助かる見込みのない子供に病院で点滴をするよりも・・母親が歩いて来やすいような場所に簡易的な医療施設を作ること・・何かを完璧にこなそうとすれば、もっと大事なほかのことがおろそかになりますよ・・(p165)


FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
ハンス・ロスリング、 オーラ・ロスリング、日経BP社
【私の評価】★★★★★(94点)
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■著者は結果から逆算した
 「優先順位」が大事だといいう。

 

 確かに目の前の死にそうな子供を
 治療することは重要なことです。

 

 子供が亡くなれば悲しいし、
 手を抜くようなことがあれば、
 周囲の人から批判されるリスクがある。

 

■しかし、著者は極貧の国では
 死にそうな子供を1人助けるよりも、
 もっと軽い症状の子供を
 10人助けるほうがよい。

 

 さらには地域の環境を良くして
 簡易の医療施設を作って
 100人の子供を助けるほうが
 重要であると言うのです。

 

 あなたはどう考えますか?

 


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