「今日の名言クイズ」の答えは・・
・アメリカ政府は、地球温暖化防止京都会議においても、二酸化炭素よりも代替フロン類の方をむしろ制限すべきだと主張した。日本やEUは、この主張に科学的な反論を加えることができなかった・・規制対象ガスを六種類(CO2、CH4、N2O、HFC、PFC、SF6)とすることで決着した・・にもかかわらず、人為的な地球温暖化問題の中心的な議論が二酸化炭素をめぐって展開されているという状況はあまり変わっていない(p249)
「地球温暖化論への挑戦」薬師院 仁志、八千代出版
【私の評価】★★★★☆(87点)
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■京都議定書を批准した国のうち
マジメに実施したのは
ヨーロッパと日本です。
ここで言うマジメとは
温暖化ガス削減のために
金を払ったということです。
日本は温暖化ガスの削減の
不足分を海外からのクレジット
購入で補い5000億円もの
支出をしたと言われています。
そもそも最大の二酸化炭素排出国
であるアメリカも中国もCO2の
削減義務はないのです。
(アメリカは議会の反対で批准ぜず)
■アメリカに言われて仕方がなく
メタンやフロンを温暖化ガスとして
規制対象ガスに入れています。
しかし、メタンを削減するために
最大の発生源である水田や
牛のゲップを削減しようという
話はあまり聞きません。
フロンの規制が進んだのは
フロンはオゾン層の破壊という
問題があったからでしょう。
これだけやって、もし地球が20年後に
寒冷化していったら
誰が責任を取るのでしょうか。
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